ファミリーマートとイトウ製菓（北区田端6）が11月22日、田端ASUKAタワー（田端6）で「ファミマこども食堂」を開催した。

レジ打ち体験

　ファミマこども食堂は、店舗近隣在住の子どもや保護者を対象に食事や、さまざまな体験イベントを開催することで、地域交流の活性化を応援する取り組み。同施設に入居しているファミリーマート田端駅前店とイトウ製菓がタッグを組んで「ファミマこども食堂」内でのイトウ製菓の商品を用いたクリスマスパフェ作りイベントを企画した。

　前半は1階のファミリーマートでレジ打ちの体験や、バックヤードに入ってドリンクの陳列を体験した。お菓子の棚に並ぶファミリーマートのプライベートブランドの中には、クッキーやビスケットなど、イトウ製菓が作るお菓子もあり、コンビニには商品を作ってくれるパートナーが必要であることを学んだ。昼食は、イトウ製菓のオフィスに移動し、ファミチキやおにぎり、サンドイッチなどを参加者全員で食べた。

　後半は、強力粉と薄力粉をこねた生地の柔らかさをさわり比べをして、どちらがパンでどちらがクッキーの生地かのクイズが出され、子どもたちはクッキーの生地の方が柔らかかったことに驚く様子が見られた。パフェ作りでは、クッキーを砕いて食感を変えたり、かわいく飾り付けたりするなど、思い思いのお菓子を使って自分なりのパフェを作り上げた。参加した小学生の女児は「レジ打ちやパフェづくりが楽しかった。家でもパフェ作りをやってみたい」と話していた。

　ファミリーマートの北営業所営業所長林大平さんは「同じ田端にある企業で地域を盛り上げようと協業に至った。また開催したい」と話す。