飛鳥山公園(北区王子1)で11月2日、「The PICNIC(ザ・ピクニック)」が開催された。
飛鳥山公園での同イベントの開催は今回で3回目。日中は北区とその周辺にある28店舗がマルシェを行い、フードやドリンク、雑貨などの販売のほか、ワークショップも開催された。マルシェでは、区内の学校の屋上で養蜂を行い、そこで採れた蜂蜜の販売や、区内のB型作業所で作られた雑貨や焼き菓子を販売するブースなどが今回初めて出店した。
イベントを主催し企画運営した「北区Hack-a-Park(ハッカパーク)」の斉藤絢子さんは、3回目となる今回について、「これまで開催したイベントの経験値を生かして全体の流れを見直したことで、スムーズな運営ができるようになったと感じることができた。開催された日程は、今回出店した各学校の学園祭などの日程が重なってしまったので、どうなるかと不安な点もあったが、各出展者の人々の協力もあり、無事に開催できた」と振り返る。
日中はマルシェでの買い物や公園の遊具で遊ぶ家族連れの姿が多く見られ、夕方からは音楽ライブに耳を傾けながらレジャーシートでのんびりと過ごし、日が暮れてから始まった映画ではところどころで笑いも起き、来場者それぞれが思い思いに一日を過ごしていた。
斉藤さんは「昨年までは区内の来場者が多かったが、イベントが認知されてきたためか、今年は近隣の区や埼玉県からの来場者も多く見られた。今後も同様のイベントが続けられるようにしていきたい」と話す。