
飛鳥山公園(北区王子1)で10月18日・19日の2日間、「飛鳥山ハワイフェスティバル」が開催される。
1881(明治14)年、飛鳥山公園に邸宅を構えていた渋沢栄一がハワイのカラーカウア王を招待したことにちなみ、2022年からフラ雑誌「フラレア」の協力を得て、ハワイと飛鳥山を結ぶイベントとして北区観光協会が企画する同イベント。今年で4回目を迎える。
当日は、同園内を飛鳥舞台、旧渋沢庭園、「shibusawa hatれすとらん館」前の3つのステージに分けて、2日間で98のフラチームが踊りを披露する。フラチームの中には、「ハーラウ・フラ・ナネアイコウナ二」「フラ ハーラウ キラキラ オ ナー プア リコ」「ハーラウ・オ・カウルア」など区内に拠点を持つ12チームもパフォーマンスを行う。
同園内には、アクセサリーや雑貨などハワイ関連の物販店や、ハワイのお菓子「マラサダ」やハワイの伝統料理「モチコチキン」、ガーリックシュリンプ、チキンオーバーライスなどを提供する飲食店が出店する。赤羽北桜高校調理科の生徒が同イベントのために開発したハンバーガーなどを提供する店や王子で飲食店を営む「ごはんねこまる」(王子3)、手造りビール店のビアプラスプラス(上十条2)など地元店も合わせ51店舗が出店する。
同協会の生駒瑛祐さんは「今年からイベント内でリユース食器を活用する取り組みも始めている。ハワイフェスを通じて、北区の観光資源の一つである飛鳥山公園を舞台に、地域の多様なステークホルダーと一緒に、『10月と言えば北区のハワイフェスティバル』と言われるようにしていきたい。開催時間中は、ずっと音楽が流れ、フラのパフォーマンスが続き、飛鳥山公園内がハワイ一色になる。今年もぜひ遊びに来てほしい」と呼びかける。
開催時間は両日共9時45分~17時。入場無料。