食べる

北区豊島にタイ料理店「やまとん食堂」 タイのローカルランチ提供

料理担当のトンちゃん

料理担当のトンちゃん

  • 0

  •  

 タイ料理店「やまとん食堂」(北区豊島3)が9月20日、豊島中央通り商店街にオープンした。

外観

[広告]

 店主の沼田典子さんはタイで2年働いた経験があり、現地の食文化に感銘を受けたという。調理はタイ人の夫「トンちゃん」が担当。トンちゃんの母も料理人で、タイで地元の児童・生徒をおなか一杯に食べさせたいと料理を作っていた。母のようなアットホームなタイの食堂を地元で開くことが夢だったという。住居の近くの豊島中央通り商店街で店を構えた。

 店名の「やまとん食堂」は長男と夫のニックネームの組み合わせから。タイでは本名とは別に親が子どもにニックネームをつけ、日常生活はニックネームで呼び合う習慣があるという。「親しめる名前を」と店名にした。看板のキャラクターも夫がモデル。

 ランチはカオゲーンスタイルで、好きなおかずを選びご飯の上に盛り付けて食べる、日本で言う「ぶっかけ飯」。日替わりの5種類のおかずから1種類(880円)~4種類(1,210円)選択できる。4種類を選択すると目玉焼きも付く。ディナーは一品料理を提供。タイビールやタイウイスキーなどタイのアルコール類も用意する。メニューは、コームーヤーン、ソムタム、ラープなど。おつまみも提供している。看板メニューは母も得意だったというパッタイ(以上990円)。

 タイは共働き家庭が多くテイクアウトが盛んなことから、同店も保育園帰りの母親などが気軽に立ち寄って買って帰れるようにと、全てのメニューがテイクアウト可能。

 沼田さんは「保育園やサッカーチームのママ友がスタッフとして手伝ってくれていて助かっている。タイ好きの方の来店もうれしいが、タイの食堂のように、地元の人が飽きずに毎日気軽に集まって飲める場所にしていきたい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時30分~21時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース