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イトウ製菓、駒込などでビスケットを無料配布 「ビスケットの日」に合わせて

ビスケットを配布するイトウ製菓の社員ら

ビスケットを配布するイトウ製菓の社員ら

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 ビスケットとクッキーを製造するイトウ製菓(北区田端6)が2月28日、JR田端駅前と駒込駅前で直径約13センチのビスケットを無料配布する「でかビス配布イベント」を行った。

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 2月28日は、一般社団法人「全国ビスケット協会」が定めた「ビスケットの日」。ビスケットの語源が、ラテン語で2度焼かれたものという意味があることと、水戸藩士の柴田方庵が長崎留学中にオランダ人から学んだビスケットの作り方を手紙で送った日が2月28日だったことから制定されたという。
 同イベントは2011(平成23)年に始まり、コロナ禍の3年間を除き、毎年実施。今年で12回目を迎えた。
 当日は、8時ごろから通勤・通学する人や駅前を通る人たちに、同社の社員が一つずつ手渡しし、30分ほどで田端駅用に準備した1600枚のビスケット配布を終えた。
 ビスケットを受け取った北区在住の女性は「イトウ製菓のチョコチップクッキー『ミスターイトウ』をよく食べるが、製造している会社の本社が田端にあるのは知らなかった。初めてイベントに参加したが、こんなに多くの人がこの日を楽しみに来ているのに驚いた。来年のビスケットの日も楽しみ」と話していた。

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