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北とぴあで「社会的孤独と孤立」テーマに公開講座 支援のアイデアなど共有

(写真左から)チラシを手にする副所長・藤原さんと講師の小林江里香さん、河合恒さん、村山陽さん

(写真左から)チラシを手にする副所長・藤原さんと講師の小林江里香さん、河合恒さん、村山陽さん

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 「社会的孤独と孤立 何が問題?どう防ぐ?」と題した公開講座が11月22日、北とぴあ(北区王子1)で開催される。主催は東京都健康長寿医療センター。

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 「孤独・孤立対策推進法」が2024年4月1日に施行され、孤独・孤立の問題は高齢者のみならず、引きこもりや不登校などを含め、社会課題として関心を集めている。

 同講座では同推進法の解説と全国的な調査研究からの問題提起、渋沢栄一の理念である「忠恕の心」からの考察、北区での多様で身近な居場所づくりの事例紹介、スマートフォンを用いた具体的な健康法などを学ぶことができる内容となっている。

 同センター研究所の藤原佳典副所長は「孤独・孤立は社会的に大事なテーマではあるが、現在、活発に活動している人にとっては対岸の火事のようであり、実際に孤立している人には情報が届きにくい。今は元気な人でも病気や周りの要因が変わることで、孤立してしまうことは誰にでも起こりうること。実情やさまざまな支援のアイデアを知ってもらうことで、支援者には理解を深めていただき、一般の人には来るライフイベントに備え、我が事として捉える機会にしてほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は13時30分~16時15分。入場無料。定員は1300人で先着順。

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