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東十条の住宅街に「ナイントリップカフェ」 九州各地の食材・郷土料理提供

後藤社長(右)とスタッフ

後藤社長(右)とスタッフ

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 九州各地の食材や郷土料理を提供するカフェ「9trip cafe(ナイントリップカフェ)」が2月14日、RJRプレシア東十条ガーデン(北区東十条3)1階にオープンした。

九州のお酒

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 経営は九州堂(台東区谷中3)。同社社長の後藤虎南さんは大分県で生まれで、県内の大学卒業後、都内のグルメサイトの運営会社に就職。そこで産地と飲食店のマッチングビジネスを担当した経験を生かし、2017(平成29)年に台東区谷中かいわいで、九州のものを取り扱うセレクトショップと飲食店の展開を始めた。今回は北区初出店となる。

   同店では「九州の良さを広く知ってもらう」きっかけとなるよう、長崎県で生産されている陶磁器の制作工程で出る廃材を天板に利用したカウンターテーブルを使うほか、大分県出身のイラストレーターの作品を飾り、佐賀県出身の作家によるランプシェードなどを活用。九州の食材やグッズなどをそろえる物販コーナーも常設している。

 モーニングは食パンプレートや卵かけご飯に鹿児島の奄美地方で親しまれている郷土料理の鶏飯(けいはん)、ランチは宮崎県のソウルフードのチキン南蛮やかごしま黒豚のカレー、ディナーは肉盛り合わせやさつま揚げなど「お酒に合う」メニューを提供。

 後藤さんは「東十条は住宅街なので、九州地方の良いものを普段の生活に取り入れてほしい。店のメニューで使っている食材は店内で買えるものもあるので、訪れる人にお気に入りを見つけてもらえれば」と話す。

 営業時間は8時~22時。月曜定休。

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