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岩淵でイラスト展「何歳になったってやりたい事展」 洋装店2階を会場に

「何歳になったってやりたい事展」会場の様子。(左から)みやさか じゅんきちさん、織戸龍也さん、金子ペタさん

「何歳になったってやりたい事展」会場の様子。(左から)みやさか じゅんきちさん、織戸龍也さん、金子ペタさん

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 岩淵の洋装店「いさみや洋装」(北区岩淵町2)の2階スペースで11月20日~22日、26日~28日の6日間、イラスト作品展「何歳になったってやりたい事展~すきなこと、それはすばらしい~」が開催された。

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 約250平方メートル㎡の会場に100点を超える作品を展示したのは、みやさかじゅんきちさんと金子ペタさん。2人共イラストとは別の仕事に就きながら、作品の制作を続けている。コーディネートとディレクションは岩淵家守舎(岩淵町15)社長の織戸龍也さん。

 期間中、会場には約200人が訪れ、作品展は盛況のうちに幕を閉じた。半数近くが北区内からの来場だったが、都内の他の地域や長野・大阪など都外からの来場もあったという。

 「社会経験をある程度積んでくると、自分から勝手に遠慮したり、周りから実力不足を指摘されたりして、表現の場を持つのが難しく感じられることがある。今回の作品展を通して、そうした自己規制や外圧を吹き飛ばし、もっと自由に表現していいということも伝えたかった」と、みやさかさんは思いを語る。

 「会場を設営しながらみやさかさんと交わした雑談が元になって、作品展のタイトルの原案ができた。その後、ディレクターの織戸さんも交え3人で煮詰めて最終的にこのタイトルに落ち着いた。来てくださった方から直に『すてきだね』と感想を聞くことができたり、作品やポストカードを買っていただいたりしたことが自信につながった。やりたくてやってきたことが、この社会の中で価値があったのだと実感できた」と金子さんは振り返る。

 「赤羽岩淵の街でこれまでいろいろ挑戦してきて、いさみや洋装さんのようなスペースにようやく巡り合えた。これからも、何かをやりたがっている人の背中を押してあげられるような場所作りをしていきたい」と織戸さんは意気込みを見せる。

 期間中に訪れた北区外のメディア関係者から、同所を活用した別の企画のオファーもあり、みやさかさんと金子さんによる次の企画も検討中だという。

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