
赤羽イノベーションサイト(北区赤羽1)で9月17日、「ビジネスプラン発表会」が開かれた。
アントレプレナーシップとパブリックマインドを持った地域のプレーヤーの発掘、育成を目指したさまざまなプログラムを実施している同施設。今回は、行政や地域の企業が連携したインターンシッププログラムを受講した北区在住の大学生や社会課題、地域課題の解決型ビジネスを目指す若手起業家らが自身のビジネスプランを発表した。
当日は、インターンシッププログラムの講師を務めたサイボーンの宮澤留以社長や、子育て特化マッププラットフォーム「iiba」の逢澤奈菜社長、ヘルスケア領域のアプリを開発する「祭」の野窪亮共同代表がメンターとして参加。発表者にフィードバックを行うとともに、プランをブラッシュアップし、次のアクションを決めるための個別セッションを行った。
インターンシッププログラムから参加し、アイドル推し活アプリを発表した山崎大雅さんは「初回のインサイト(ユーザーの隠れた本音)を見つけるところから、事業化するところまで全ての回が役に立った。プレゼンテーションも初めての経験で相手に伝えることの大切さを学ぶことができたので、今後のキャリアに生かしていきたい」と意欲を見せる。
メンターの宮澤さんは「地域課題や自分の中で課題に感じていることにフォーカスし、気付きや特徴を言語化したプランを作り、プレゼンまで行う中で、参加者の成長を確認することができた。フィードバックを生かして、次のアクションまで進んでほしい」と期待を寄せる。