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「北とぴあ演劇祭」で32団体が公演 市民参加のお披露目会も

来場を呼びかける実行委員長の菅野さん

来場を呼びかける実行委員長の菅野さん

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 今年で26回目となる「北とぴあ演劇祭」が9月13日から、北とぴあ(北区王子1)で開催される。

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 同演劇祭は「みる・でる・つくる」をキャッチフレーズに、図書館や学校のように街に当たり前に劇場があり、演劇を見たり、演じたり、学んだりすることができる「演劇のある生活」を目指して、市民が手作りで2000(平成12)年から行ってきた。

 初日のセイルズアカデミーの「桜の園」の公演で始まり、社会人劇団や中高生の演劇部、学生時代に演劇祭に参加したことがきっかけで旗揚げした劇団など、区内を拠点に活動する劇団や区内学校の演劇部など32団体が上演するほか、実行委員会が企画したワークショップに参加した人たちが演じる「お披露目公演」やダンス発表会などがある。

 期間中、舞台照明の機材や設備の実演や照明効果を学ぶ舞台照明講座など、演劇の舞台裏に焦点を当てた取り組みも行う。

 実行委員長の菅野勇作さんは「26年間、市民が手作りで継続してきた演劇祭をシェイクスピアの『この世は舞台、人はみな役者』を目指して、演劇を身近な存在にして、地域と演劇の結束点としていきたい。北区と演劇が一番近い場所、北とぴあに見に来てほしい」と呼びかける。

 入場料は無料~1,000円程度で、公演は1~2時間程度。公演プログラムはホームページで確認できる。チケットは北とぴあ1階チケット売り場で販売するほか、各団体でも扱う。10月12日まで。

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