
JR赤羽駅から徒歩1分の場所にある商業施設「パルロードII」(北区赤羽西1)1階に夏季限定のかき氷店「氷屋ハチ」がオープンして、8月1日で1カ月がたった。
オープンしたのは居酒屋「ハチトラ」のランチ時間帯の昼間のみで、東洋大学の学生がメインに運営している。運営しているのは東洋大学白山キャンパスに通う10人で、学園祭「白山祭」の実行委員の中からメンバーを募り、オープンした。
運営メンバーは店頭に立つ人員のシフト作成、かき氷の仕込みと商品提供を行っており、提供するメニューもメンバーで案を出し合い、同店店主と最終決定した。
メンバーで1年の大川久人さんと黒鳥晶さんは「2人とも、これまでに飲食店でのアルバイトの経験はあったが、チェーン店だったためマニュアルに沿った対応がメインだった。今回の試みではマニュアルはなく、自分たちで考えて決定し、行動している。お客さまとの距離も近いため、提供した商品の感想もすぐに聞くことができて、これまでのアルバイトとは違う経験ができている」と話す。
メニューは、天然水を「柔らかい口当たり」に凍らせた氷が特徴の「丸ごとスイカと抹茶のエスプーマ」(1,430円)、「濃厚抹茶ねこ最中と抹茶のエスプーマ」(1,210円)、店内で抽出したロイヤルミルクティーを凍らせたものを使った「ロイヤルミルクティーと焦がしキャラメルナッツ」(1,100円)などのかき氷とドリンクを提供。
2人は「土曜・日曜・祝日の混雑をうまくさばいていく課題など、まだまだ試行錯誤している部分もあるが、通りすがりの人や遠方から店を調べて訪れた人などとの出会いも大切に、残りの期間を楽しみながら運営していきたい」と話す。
営業時間は11時~14時30分。休業日はSNSで知らせる。9月30日までを予定。