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北区・豊川小、25年ぶりにタイムカプセル開封 未来の自分に宛てた手紙も

中身を紹介する森さん

中身を紹介する森さん

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 北区立豊川小学校(北区豊島3)で7月23日、25年ぶりに同校の敷地内に埋められていたタイムカプセルが開封された。

クレーンでつり上げられたタイムカプセル

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 本年度で創立150周年を迎える同校では、創立100周年時から25年ごとにタイムカプセルを開封しており、今回は創立125周年時に埋められたタイムカプセルが対象となった。

 当日の開封作業は、4月から運用している卒業生用のLINEオープンチャット内で現PTAが参加を呼びかけ、8時30分より埋没地の石碑の下に埋められたステンレス製の箱をクレーン車で引き上げた。

 ステンレス製の箱の中には、当時同校の近くにあった大日本印刷の包装研究所で密封された状態で、中身の手紙やビデオテープ、ワインなどは水ぬれなどもない保存状態だった。中身には、同校の児童のものだけでなく、当時隣接していた豊川幼稚園のビデオテープなども含まれていた。

 掘り出しに参加した当時小学3年生だった森大樹さんが自分に宛てた手紙には「今のお母さんより年上だから不思議な気持ち」と書かれていたと言い、「今回は少人数開催だったが、同学年が集まった人たちは盛り上がっていた。中身を返却する会で大々的に集まるときには25年ぶりの再開を楽しみたい」と森さん。

 同校のリノベ―ション工事終了後の12月20日に中身を返却する会を開く。申し込みは卒業生用のLINEオープンチャット内で受け付ける。

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