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滝野川にバスガイドが作るカレーのキッチンカー 東京バスが多角化の一環で

秋田さんとキッチンカー

秋田さんとキッチンカー

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 北区滝野川に本社がある東京バス(北区滝野川5)が5月8日、「バスガイド」が作るスパイスカレーのキッチンカー「kitchen TOKYO BUS」の営業を本社前スペースで始めた。

キッチンカーの外観

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 同社多角化経営の一環で立ち上げた同キッチンカーは、普段はバスガイドを務める秋田結香さんを中心に運営する。自宅でもレストランの味を楽しみたいとネパール料理教室でスパイスについて学び、自宅でスパイスカレーをよく作っていた秋田さん。社内で飲食事業の企画が立ち上がったところ、料理の腕前を買われ担当として白羽の矢が立ったという。

 メニューは、スパイスチキンカレー(650円)、ポークたまごおにぎり(250円)、ジンジャーエール(400円)、パイナップルジンジャーエール(450円)など。

 スパイスカレーは、タマネギをあめ色になるまで炒め、独自に配合した10種類以上のスパイスとトマトを混ぜて作る秋田さんオリジナルメニュー。ジンジャーエールもシロップを手作りしている。沖縄にも営業所があることから、沖縄のソウルフードであるポーク卵おにぎりもメニューに加える。今後は、メニューを増やし営業日も増やしていく予定。

 秋田さんは「バスガイドはツアーによっては朝早くから夜遅くまで業務に就くこともあり、小さい子どもを持つ親としては両立が大変な仕事。その点、キッチンカーは閉店が早く、子育てとの両立もしやすい。始まったばかりの試みで大変なことも多いが、バス運行とは違う、他の事業があることで働き方の選択肢が増えたのはうれしい」と話す。

 営業は月曜・水曜・木曜・金曜の11時~(売り切れ次第終了)。

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