豊島区・北区・荒川区の起業家や起業検討者を対象にした「起業家交流会2022」が10月7日、北とぴあ（北区王子1）で開催される。起業家同士のつながりの輪を広げ、新たなビジネスチャンスにつなげる機会を提供するため3区が合同で主催する同会。各区が順番に企画を担当し、年3回程度開いている。

　当日は、「パパ・ママ起業家のスタートアップ」をテーマに、父親や母親でもあるのと同時に起業家でもあるパネリストがトークセッションを行った後、交流会を行う。

　パネリストは、「『長生きするのも悪くない』と誰もが思える社会に必要な仕組みやサービスを提供する」事業に取り組むババラボの桑原静さんと、昨年2月にマーケティング支援を行う会社を北区内で起業したUPFRAMEの大可益弘さん、自宅を「住み開き」して夫婦で書店事業を行いながらセミナーやイベントを開いている「しかのいえ」の鹿野さん夫婦。

　担当する北区産業振興課の井沢さんは「この交流会の魅力は、区外からも多くの起業家が参加することで、起業家同士の新たなビジネスチャンスが生まれやすいところにある。トークセッションではパネリストの起業に関するさまざまな話を聞くことができるので、起業前の人もぜひ参加してほしい」と呼びかける。

　開催時間は18時～21時。参加無料。要事前申し込み。