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「北区 新春ふくふくラリー」で区内の個店が連携

「北区 新春ふくふくラリー」企画立案を呼び掛けた「カルチャースペースμ」店主の甲斐みよこさん

「北区 新春ふくふくラリー」企画立案を呼び掛けた「カルチャースペースμ」店主の甲斐みよこさん

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 北区内の美容・健康・カルチャー系個店巡りを楽しむ特典付きのクイズラリー「北区 新春ふくふくラリー」が現在、開催されている。

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 ラリーに参加しているのは、とんぼ玉とミクロモザイクの「海津屋」(東十条4)、本と日本茶も販売するコミュニティースペース「しかのいえ」(上十条2)、フラメンコ教室とスペースレンタルの「カルチャースペースμ(ミュー)」(中十条3)、「治療院せなかリペア」(豊島8)、エステ・美容整体の「サロンムジカ」(田端5)、アイラッシュ・ヘアセット・着付けの「プライベートサロンまつやっこ」(王子)の6店。

 ラリーの冊子に掲載された情報を手掛かりにして「6文字の言葉」を当てる「クイズラリー」と、参加店の店頭に掲示された「6つの干支(えと)の動物」を探す「干支ラリー」に、さまざまな特典が用意されている。中には、冊子を持参するだけで特典を受けられる参加店もあるという。冊子は参加店の店頭で配布している。

 ラリーの企画の内容は参加店の担当者全員で練り上げていったが、きっかけを作ったのはカルチャースペースμ店主の甲斐みよこさんだった。

 北区が主催する個店向けのマーケティング勉強会「ワクワク系の店づくり実践講座」に参加していた甲斐さんが、11月に同勉強会で出された課題に応えるために、他の参加者にも呼び掛けたのが企画始動の第一歩になった。「参加の声掛けをした店とは、『北区まちなかゼミナール』でのつながりもあった」と甲斐さんは振り返る。

 冊子とポスター作りでは、海津屋店主の中野雅章さんが、北区が提供する個店連携支援事業の補助金を活用できるよう手続きをした。北区側の迅速な対応もあり、今回の企画では補助金を使えることになったという。

 「突然の呼び掛けにもかかわらず応じてくれた個店の皆さんはとてもやる気があり、『全員で取り組めている』という実感と共に楽しく企画を実現できた。参加店のみなさんに心からありがとうと言いたい。北区内には、ユニークですてきな個店がたくさんある。このラリーイベントが、今まで知らなかった個店に親しむ機会になればうれしいと期待を込める。

 1月31日まで。

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