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清水坂公園で黄色い春の妖精「福寿草」が開花 見頃は2月下旬まで

幸せを招く春の妖精「福寿草」(2月19日撮影)

幸せを招く春の妖精「福寿草」(2月19日撮影)

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 十条仲原の清水坂公園内にある区立自然ふれあい情報館(北区十条仲原4、TEL 03-3908-0804)、自然園で「福寿草」が開花している。花言葉は「幸せを招く」。

来館を呼び掛ける職員の西川さん(左)と木伏さん(右)

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 光沢ある黄色い花が特徴的な福寿草は、キンポウゲの多年草で、直径3~5センチの花をつける。早春の短期間だけ地上に出現することなどから、「スプリング・エフェメラル(春の妖精、春の儚いもの)」と呼ばれている。1994(平成6)年に植えられた後、徐々に増え、現在では100輪以上の花を咲かせるという。今年は、昨年に比べ10日ほど早い開花となった。2月下旬まで見頃が続く見込みで、1日4回限定の見学は、自然園ガイドの説明付きで楽しめる。

 2月19日の午前中には109輪が開花。同館職員の西川百世さんによると、「『福寿草』は太陽の光に反応して開閉するため、鑑賞は晴れた日の午前中がお勧め。福寿草が開花し始めた同時期にお子さんたちにも人気のカエルもよく目にするようになった。北区の身近な自然を感じたい方は、ぜひ足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 ほかにも園内ではメジロ、ヒヨドリ、キジバトなどの野鳥も目にすることができる。

 見学は10時30分~、11時~、11時30分~、13時30分~、各回20分程度。月曜休館(月曜が休日の場合は翌火曜休館)。

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