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赤羽に「呑食処 笑楽家」 飲食業界歴20年の店主がアットホームな店目指す

(右から)店主の川崎さんとスタッフ

(右から)店主の川崎さんとスタッフ

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 赤羽に3月29日、「呑食処 笑楽家(わがや)」(北区赤羽1、TEL 03-4296-1014)がオープンした。

「牛すじ煮込み ガーリックトースト付き」

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 店舗面積は約8坪。席数はカウンター席10席、テラス席2席ほど。店名は「笑って、楽しく、家に帰ってくるようなアットホームな場所」とのコンセプトから名付けた。

 飲食店業界で約20年の経験を持つ料理人の川崎康祐さんが店主を務める。出店は板橋に次ぎ2店舗目。川崎さんは赤羽での飲食店経験が長いことから縁の深い同エリアで物件を探していたところ、手頃な物件に出合い、念願のオープンにこぎ着けた。得意の和食、洋食を中心とした創作料理を提供する。

 川崎さんは「女性1人で来店してくれることも珍しくない。カウンター席中心の店なので、自然とお客さまがスタッフや隣に座るお客さんと会話を楽しんでくれるのでうれしい」と笑顔を見せる。「初対面のお客さま同士が実は共通の知り合いがいるなど、ローカルな話題で盛り上がる」とも。

 メニューは、「牛すじ煮込み」(800円)、「梅豆腐」(500円)、「アンチョビーポテトサラダ」「鶏のから揚げ」(以上600円)、「カニクリームコロッケ」(700円)、「雲丹(うに)まぜそば」「気まぐれパスタ」(以上900円)など。店内のホワイトボードには旬のお薦めメニューを掲出する。

 「豊洲から魚介類、肉は焼き肉店が利用するルートで仕入れている。仕入れる市場にはおなかがすいた状態で出向く」と川崎さん。「その日の気候や、どのように調理してどう食べたらおいしいかを実感した上でメニューを考える」と話す。

 ドリンクメニューは、「プレミアムモルツ」「生レモンサワー」「角ハイボール」「梅酒(山崎)」(以上、500円)、「ジムビームハイボール」「ウーロンハイ」「男梅サワー」(以上、400円)など。ワイン、カクテル、ソフトドリンクも用意する。

 川崎さんは「今後、日本酒の蔵元と『お酒の会』などイベントも企画したい」と意欲を見せる。「赤羽は週末になると区外からのお客さまが多く、一番街商店街を中心ににぎわう。同じ赤羽1丁目エリアなので気軽に足を運んでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、平日・土曜=17時~翌2時、日曜=15時~24時。

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